日用品が美術館のコレクションになるとどうなるのか？バウハウスのデザイナーであり亡命者でもあったマルセル・ブロイヤーが1936年にロンドンのIsokon Furniture Companyのためにデザインし、現在はヴィクトリア・アンド・アルバート博物館のバウハウス・コレクションの一部となっているテーブルが、大学院のリサーチとキュレーションのプログラムのケーススタディとして使用されています。

アートやデザインの歴史では、一般的にオブジェクトのスタイルの分類に焦点が当てられますが、バウハウスラボの参加者は別のアプローチを提案しています。つまり、オブジェクトが個人の所有物から博物館のコレクションのアイテムになるまでの間に通過するマテリアルストーリー、社会的慣習、商品化と所有のさまざまな段階を調査するのです。このラボでは、オブジェに込められた社会的存在の様々なモードを批判的に分析します。

テキスト リサ・アンドレアーニ、サイモン・ミッチェル、ハナン・カトー、ロクサーナ・ブランズ、マリアンナ・チャウジドラック、ルイーズ・リートヴィンク、ガブリエラ・スザワンスカ、マーラ・トリューベンバッハ、レジーナ・ビットナー

発行：バウハウス・デッサウ財団

デザイン アイケ・ケーニッヒ／HORT、アンネ・マイヤー

ライプツィヒ 2019年12月

詳細はこちら 

- 14,6 x 10,6 cm

- 176ページ

- 言語 英語